2008年09月10日(水) 11時32分
汚染米「八千代」など3銘柄にも=奄美の酒造会社、自主回収へ−鹿児島(時事通信)
米粉加工会社「三笠フーズ」の汚染された事故米が転売された疑いがある鹿児島県内の酒造会社のうち、社名が判明していなかった1社が「西平本家」(奄美市)であることが10日、分かった。同社は既に出荷した黒糖焼酎「八千代」など3銘柄、計6292本を自主回収する。
同社によると、回収するのはほかに「島一番」と「氣(白麹)」で、3銘柄とも5月14日から8月20日にかけて瓶詰めした分だという。
事故米は2月に三笠フーズのグループ会社「辰之巳」から入荷したベトナム米6210キロ。九州農政局の検査で、残留農薬アセタミプリドが含まれている可能性があるとみられている。
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