2008年09月09日(火) 21時13分
「財界著名人がバックアップ」とウソ 医学部裏口入学詐欺の初公判(産経新聞)
私立大医学部の裏口入学を斡旋(あっせん)すると偽って受験生の親から約2000万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元指揮者、武田章夫被告(54)の初公判が9日、大阪地裁(新阜真由美裁判官)で開かれ、武田被告は起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、多額の借金を抱えていた武田被告が「オーケストラは経済界の著名人もバックアップしてくれている。私が世話をした人で不合格になった人はいませんから安心してください」などとうそを言い、受験生の親から現金を詐取した状況を明らかにした。
起訴状によると、武田被告は平成17年10月〜18年2月、受験生の親から3回にわたり計約2000万円をだまし取った。
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