2008年09月09日(火) 22時23分
三笠フーズが全社員解雇=パート含め約100人、汚染米問題で(時事通信)
汚染された事故米を食用と偽り転売していた米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区、冬木三男社長)は9日、社員約40人とパート従業員約60人を同日付で全員解雇した。
汚染米問題の発覚で今後の事業継続が困難となり、資金に余力があるうちに退職金を払い、従業員に報いるためという。
大阪府豊中市のライスセンターは同日、操業を停止。福岡県筑前町の九州工場は、事故米の回収作業などを継続する。
同社社員はグループ会社「辰之巳」から出向の形を取っているが、辰之巳も全社員を解雇した。三笠フーズは事業を縮小、辰之巳は今後も事業を継続するという。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000203-jij-soci