2008年09月09日(火) 15時44分
三笠フーズ 商社系から新たに73トン判明(産経新聞)
三笠フーズが、大手商社「双日」(東京)の事故米598トンを購入する際に仲介した佐賀県内の米穀卸会社から、平成18年にも73トンの事故米を購入していたことが9日、わかった。三笠フーズは事故米を取り扱う企業として業界での知名度は高く、ほかにも商社系の事故米を購入していた可能性があるとみられる。
米穀卸会社の担当者によると、18年初旬、別の商社からの依頼で買い取ったカビが生えるなどした事故米73トンを三笠フーズに転売した。それまで三笠フーズと取引はなかったが、工業用のりメーカーなど、転売先を探していた際に三笠フーズを紹介されたという。
米穀卸会社は19年8月にも、双日から買い取った農薬のアセタミプリドに汚染されたベトナム産米598トンを三笠フーズに転売している。
【関連記事】
・
【事故米不正転売】汚染米、清酒3万本に混入の疑い 熊本・美少年酒造
・
【官房長官会見】事故米不正転売「論外、言語道断」(9日午前)
・
【事故米不正転売】当初から食用に転売目的か 三笠フーズ、採算割れ価格で汚染米を集中購入
・
【事故米不正転売】三笠フーズ、平成18年にも73トンの汚染米購入
・
「三笠フーズに違約金を請求」 事故米不正転売で太田農水相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000112-san-soci