2008年09月08日(月) 03時10分
国立病院汚職、社長と病院元部長を再逮捕へ(読売新聞)
国立身体障害者リハビリテーションセンター病院(埼玉県所沢市)の医療機器選定を巡る汚職事件で、贈賄側の医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」(東京都千代田区、破産)社長、久保村広子容疑者(74)が現金供与について、「仕事をたくさん取って、会社を大きくしたかった」と容疑を認める供述をしていることが分かった。
警視庁は久保村容疑者が同病院元部長の簗島謙次容疑者(63)に対し、逮捕容疑の約60万円のほかに、現金百数十万円を渡していたとして、8日にも両容疑者を贈収賄容疑で再逮捕する。
捜査関係者によると、久保村容疑者は約20年前、コンタクトレンズ製造販売から、医療機器販売の分野に進出した際、簗島容疑者から人を紹介してもらったことなどをきっかけに親交を深めた。簗島容疑者は「わいろではない」と趣旨を否定し続けているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080907-00000031-yom-soci