2008年09月07日(日) 17時29分
<米大統領選>ペイリン氏好感度、マケイン、オバマ氏上回る(毎日新聞)
【ワシントン大治朋子】米ラスムセン社が5日発表した世論調査によると、共和党初の女性副大統領候補となったアラスカ州知事、サラ・ペイリン氏(44)の好感度が、同党大統領候補のジョン・マケイン上院議員(72)や民主党の大統領候補、バラク・オバマ上院議員(47)を上回った。
主要政党の女性副大統領候補は84年の民主党、ジェラルディン・フェラーロ元下院議員(73)以来。ほぼ四半世紀ぶりに女性が大統領選に参戦したことで、有権者の関心が高まっていると見られる。
ペイリン氏の好感度は58%で、マケイン、オバマ両氏の好感度は57%だった。副大統領指名の受諾演説前は52%で、スピーチで上昇したとみられる。
11月の大統領選で焦点となる無党派層では、ペイリン氏指名前のマケイン氏の支持率は54%だったが、共和党全国大会(4日閉幕)後、65%に急伸した。民主党の副大統領候補に指名されたジョゼフ・バイデン上院議員(65)の好感度は48%だった。
調査は4日、有権者1000人を対象に電話で行われた。
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