2008年09月06日(土) 10時28分
ロス疑惑、逮捕無効請求審理が結審 26日に判断(産経新聞)
【ロサンゼルス=松尾理也】ロス疑惑銃撃事件で、米領サイパン島で逮捕され拘置中の元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が逮捕取り消しを求めた審理が5日、ロサンゼルス郡地裁で開かれ、バンシックレン裁判官は9月26日に判断を下すと述べた。
事実上の結審を迎えたことで、2月の逮捕以後、すでに半年以上にわたって膠着(こうちやく)状態にあった今回の事件が動き出すことになる。だが三浦容疑者はサイパンでも人身保護請求の訴えを起こし審理待ちの状況の上、26日の判断で主張が退けられた側が上訴を行うのは確実とみられ、全体の司法手続きにはまだまだ時間がかかりそうだ。
8月に行われた前回の審理では、三浦容疑者はインターネットを用いたビデオ中継で「出廷」したが、今回は検察、弁護双方の同意の下、中継は見送られた。
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