2008年09月06日(土) 23時17分
廃止方針の施設「隠し撮り」、橋下知事が私設秘書使い(読売新聞)
大阪府の橋下徹知事は6日、来年度中の廃止方針を決めている国際児童文学館(吹田市)について、報道陣に対し、「8月に館内をビデオで隠し撮りした。(利用者を増やす)努力をした形跡がない。議会に証拠に持っていきたい」と述べ、私設秘書を使って利用実態をひそかに撮影していたことを明らかにした。
存廃問題が議論になる9月議会で廃止の妥当性を示す「証拠」にしたい考えだが、こうした調査手法についても議論になりそうだ。
橋下知事は6月にまとめた大阪維新プログラム案で、同館を廃止し、約70万冊の蔵書を府立中央図書館(東大阪市)に移設する方針を表明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000056-yom-soci