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2008年09月06日(土) 00時21分

非核化へ共同歩調確認=北は拉致調査委設置を−日米韓代表時事通信

 【北京5日時事】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の日米韓首席代表は5日、北京に集まり、北朝鮮が核施設の無能力化を中断し、原状回復の動きを見せていることについて対応策を協議した。3カ国は非核化プロセスを前進させるため連携を強化し、共同歩調を取ることで合意した。
 日本代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局長によると、3者はまた、日朝両政府が8月に合意した日本人拉致被害者の再調査について、北朝鮮が調査委員会の設置などを確実に実施する必要があるとの認識で一致した。 

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