2008年09月05日(金) 17時32分
コンドームの装着方法、国民の「必修科目」に—中国(Record China)
2008年9月3日、衛生部は「中国国民健康知識—基本知識と技術」を発表、コンドームの正確な装着方法などを国民が身に着けるべき66カ条の内容を発表した。新聞晩報が伝えた。
最も基本的な知識として挙げられたのは献血の重要性、母乳による育児、予防接種、体温測定、脈拍測定、消防署(119)及び救急車(120)連絡の電話番号、そして正確なコンドームの装着方法。日本同様、多分に性をタブー視する文化を持つ中国だが、エイズや性病の蔓延が続く中、いわば国民の「必修科目」として扱われることになった。
【その他の写真】
また、健康面では適度に運動すること、タバコをやめること、アルコール摂取は1日当たり成人男性で25g、女性で15g以下に留めること、年に1度は健康診断を行うこと、肉類を食べ過ぎず穀物や野菜を中心とした食生活を行うこと、過度の肥満を避けることなどが提唱されている。(翻訳・編集/KT)
【関連記事】
・
愛がなくても性行為は許される?!変わりゆく中高生の性意識(その1)—中国
・
両親・教師は信用できない?!変わりゆく中高生の性意識(その2)—中国
・
<性意識>夏休みが心配!?77%の中高校生、「性は正常な欲求」と認識—上海市
・
3分の2が婚前関係を肯定、実際の行動には保守性も—中国の性意識調査
・
ゆきずりの恋ならコンドームはいらない?性意識が明らかに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080905-00000025-rcdc-cn