2008年09月04日(木) 17時43分
携帯電話の割賦購入、4割が「抵抗ある」——アイシェア調べ(japan.internet.com)
携帯電話を購入する際、端末価格を月払いにする割賦方式。端末価格の割引がない代わり初期費用が抑えられるこの方式は携帯の全キャリアで導入されているが、実際に購入する利用者はどう感じているのだろうか。
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株式会社アイシェアは、携帯電話ユーザーに対し「割賦購入に関する意識調査」を実施、2008年9月4日、調査結果を発表した。
調査対象は、同社提供する無料メール転送サービス CLUB BBQ の会員417名。男女比は、男性:50.6%、女性:49.4%。年代比は、20代:17.5%、30代:48.4%、40代:26.1%、その他:7.9%。調査期間は、2008年8月25日〜26日の2日間。
携帯電話を割賦購入したことがある人は全体の34.8%。65.2%は割賦購入の経験がなかった。
携帯キャリア別に見ると、割賦購入経験者は、割賦方式の導入が最も早かったソフトバンク利用者では60.3%にのぼったが、他はドコモで30.6%、ウィルコムで35.7%、au で14.4%と、必ずしも利用が進んでいるとはいえない状況のようだ。
割賦方式により以前より購入しやすくなったか聞いたところ、「とても購入しやすくなった」は、わずか2.4%、「購入しやすくなった」は7.0%で、肯定派は全体の1割未満。
過半数の62.1%が「どちらともいえない」と答え、「購入しづらくなった」が14.9%、「とても購入しづらくなった」が13.7%と、否定派が肯定派を大きく上回る結果となった。
性別、世代別では、「購入しやすくなった」と答えた男性が10%で、女性の3.9%より高め。また、20代の肯定派は2.7%と非常に低かった。割賦購入のしやすさは、条件となる自分名義の預金口座やクレジットカードの保有状況も影響しているのだろう。
携帯電話の割賦購入についてどう思うかとの問いには、「抵抗がある」が39.6%、「良いと思う」が16.3%、「どちらともいえない」が44.1%。性別、世代別、携帯キャリア別を問わず「抵抗がある」が「良いと思う」を大きく上回ったが、40代では「良いと思う」が22%と、他より高めだった。
また携帯キャリア別では、「良いと思う」比率がドコモで19.4%、au で9.3%、ソフトバンクで16.7%と、わずかながら意識の差がうかがえた。
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