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2008年09月04日(木) 02時39分

ロシアが20分先に軍事行動=奇襲攻撃を否定−グルジア政府文書時事通信

 【トビリシ3日時事】グルジア領南オセチア自治州で8月7日夜に始まったロシアとグルジアの武力衝突で、ロシア軍の行動開始は自国軍の攻撃より20分早かったとグルジア側が主張していることが、同国政府の作成した公式文書で3日までに分かった。
 戦端の経緯は依然謎だが、これが事実なら、「グルジアの奇襲攻撃を受けて介入した」とするロシアの主張が揺らぐことになる。
 時事通信が入手した「ロシアによる侵略の時間的経緯」と題するグルジア政府の文書(8月25日付)は、「8月7日午後11時30分(現地時間)、ロシア兵を乗せた150台の装甲車とトラックがロシア領から(南オセチアへ続く)ロキ・トンネルに差し掛かり、州都ツヒンバリへ向かっているとの複数の人的偵察情報を政府が入手した」と指摘。その上で「午後11時50分、グルジア軍はロシア軍の領内侵入に対し、初めて軍事行動を起こした」と主張した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000176-jij-int