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2008年09月01日(月) 23時02分

銀座に「エストネーション」−デザインコンセプトは「シャンパン」銀座経済新聞

 エストネーション(渋谷区)は8月29日、有楽町店・六本木ヒルズ店に続く3店舗目となる直営店「エストネーション銀座店」(中央区銀座2、TEL 03-5159-7800)をオープンした。

 同店は、銀座並木通りビルの地下1階から地上3階に出店。フロア構成は、地下1階=メンズ、1階=ウィメンズ・メンズ雑貨、2階=ウィメンズクロージングやインポート商品・ウィメンズシューズなど、3階=ウィメンズクロージング・デニムなどで、店舗面積は2,225平方メートル。「自分らしくありたい大人の男女」をターゲットに、他2店に引き続き「感動」「洗練」「誘惑」をキーワードに展開。客層は「30〜40歳代の方が一番多い」(同社)という。

 デザインコンセプトは「Champagne(シャンパン)」。エクステリアは、シャンパンゴールドをメーンカラーにゴールドやホワイトゴールド、アンティークローズの色合いと、墨黒やダークグレーという2組の明暗カラーを組み合わせ「色彩の濃淡」や「光の陰影」を演出。前面の壁には、シャンパンゴールドのメッシュ素材をカーテンのように覆い、下からのライティングで「光の陰影」を映し出した。

 メーンエントランスには、質感と重厚感に「こだわりぬいた」(同)というH型の形状を起用し、開放感と存在感を強調。並木通り側の外壁パネルには、これまでに同社のアートワークを手がけてきた、ファッション・イラストレーターのマッツ・グスタフソンさんの新作ビジュアルをディスプレーした。

 インテリアはシャンパンゴールを基本に、ベージュとブラウン、ホワイトのコントラストで「ミニマリズム」と「マテリアルミックス」を表現。壁面にシャンパンカラーのメッシュスクリーンを施し、エクステリアとイメージを統一。全体の統一イメージとフロアごとの変化のバランスを図ったという。

 シャンパンの泡をイメージしたという什器は、ホワイトをアクセントとしたランダムな棚やグリットの棚を配したほか、中央にはブラウンやダークブラウンの艶のある木製什器を、床には白い大理石やカーペット、フローリングで貼り分け、奥行きのある空間を演出。

 販売商品は、オリジナルブランドが4割に、国内外のセレクトブランドが6割。今回、インターナショナルデザインコレクションにBURBERRY PRORSUMとLANVINが新たに加わった。オープン記念商品では、男女とも各20以上のファッションブランドとコラボレートした「オープン記念エクスクルーシブアイテム」となる、「ジミー チュウ」のバッグ(34万8,600円)・靴(23万8,350円)、「ダイアン フォン ファステンバーグ」のドレス(70,350円)、「ペラフィネ」ニット(6万6,150円)、ニットキャップ(2万9,400円)などを販売する。

 同社広報担当者の本多さんは「今や日本のみならず、世界の羨望(せんぼう)を集める銀座で、新たに『東京発信』ができることを楽しみにしている。新しい出会いがたくさんあることを祈っている」と話す。

 営業時間は11時〜21時。

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ESTNATION

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