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2008年08月31日(日) 17時22分

在宅起訴の教頭2人、懲戒免職=昇任めぐる汚職で大分県教委時事通信

 大分県教育委員会の汚職事件で、県教委は31日、臨時会議を開き、昇任試験に絡み元義務教育課参事江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴=に商品券各50万円分を贈ったとして、贈賄罪で在宅起訴された佐伯市立小学校教頭の渡辺洋一被告(50)と、別の同市立小学校教頭広瀬忍被告(49)を懲戒免職処分とした。
 また、元同課参事矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で起訴=の長女の教員採用試験合格に絡み、同被告を元教育審議監二宮政人被告(61)=収賄罪で起訴=に紹介したとして、同市立中学校の男性教頭(51)を減給3カ月とした。
 商品券10万円を江藤被告に贈ったとされる同市立小の女性校長(53)=起訴猶予=の処分については結論が出ず、9月1日再度会議を開いて決める。 

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