2008年08月30日(土) 00時32分
マケイン氏、副大統領候補に女性知事のペイリン氏 米共和党(産経新聞)
【ワシントン=渡辺浩生】米主要メディアは29日、米大統領選の共和党候補に指名が確実なマケイン上院議員(72)が副大統領候補に女性のペイリン・アラスカ州知事(44)を選んだと報じた。9月1日から4日間の日程でミネソタ州セントポールで開催される共和党全国大会で正式指名される。
ペイリン氏は2006年、アラスカ州知事選に当選し、同州初の女性知事に就任した。マケイン氏はペイリン氏の起用でイメージの若返りを図り、民主党候補のオバマ上院議員(47)との激戦に挑む。
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【プロフィル】サラ・ペイリン
1964年2月11日、米アイダホ州生まれ。幼少時代にアラスカ州に移り住む。同州アンカレジ郊外の小都市ワシラで育ち、アイダホ大を卒業。アンカレジのテレビ局でスポーツキャスターを務めた後、夫とともに漁業などに従事した。92年にワシラ市議、96年に32歳で同市長に就任。2006年、最年少かつ女性初のアラスカ州知事として当選し、現在1期目。人工妊娠中絶に反対し、財政政策も保守的な姿勢を貫き、共和党若手の逸材に数えられる。州内の支持率も80%と高い。ハンティング、釣りなどが趣味。2男3女の母。(渡辺浩生)
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