2008年08月22日(金) 13時30分
電気代を節約できる賢いエアコンの使い方は?(R25)
エアコンをフル稼働させる日が続き、電気代の請求額を見てびっくり! って人も多いのでは? そこで、電気代を節約できる賢い使い方を、空調専門メーカーダイキン工業の空調生産本部・香川早苗さんに聞きました。
「まずは、窓の外に簾をかけたり、留守中には雨戸を閉めて、外の熱が室内に入る前に遮断することが大切。部屋のドアを閉めて最小限のスペースを冷やすのもいいですよ」
事前準備も肝心なのね。じゃあ、エアコンの使い方で工夫できることって?
「エアコンは設定温度に向かってフルパワーで稼働する時に、一番電力を使います。そのため、つけたり消したりを繰り返すと、電源を入れるたびに暑くなった部屋を設定温度までフルパワーで冷やすことになり、余計に電気代がかさむ場合があるんですよ。冷えすぎだと思ったら、電源を切らずに設定温度を上げたり、弱冷房にする方がいいですね。手動で調節するだけでなく“自動機能”を使ってエアコンに室温を保ってもらうのも、ムダな電力消費を防ぐ最適な方法のひとつといえます」
でも、帰宅直後やお風呂上がりなど、すぐに部屋を冷やしたいときって、つい冷房を“強”にしちゃうんですよね。
「じつは、自動を選択しても、設定温度に到達するまではフルパワーで稼働するので、冷房を最強にしても、自動を選択しても涼しくなる速度は同じなんです。自動機能は、室内が設定温度になったあと、手動では設定できないごく小さな力で稼働するので、効率がいいんですよ」
なるほど。自動機能って、快適さと電気代の節約には欠かせないものだったのね。
「あとは、風向を調節してみるのもオススメ。ゆるやかな風を体に当てると、体の表面の熱が奪われ体感温度が下がるので、同じ設定温度でも涼しく感じます」
そのほか、フィルターの掃除や、室外機の前に物を置かないことも大切だそう。残暑が厳しい時期。エアコンを使いこなせる男になってみる?
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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