2008年08月22日(金) 12時48分
新商品なるか!? ゴーヤ漬物!(オーマイニュース)
今年は天候に恵まれたせいなのか、夏野菜が非常にたくさん収穫できている。毎日のように、畑にはキュウリ、トマト、茄子(なす)がなっており、食卓から外れることがまずない。まだ食べたいと思えば、畑に足を運び、好きなだけ取ってくればいい。時たま、収穫が遅れた時など、オバケキュウリのように、パンパンに膨れ上がった夏野菜に遭遇することも珍しくない。その時ほど、夏野菜の元気パワーのすごさにとても嬉しい気分になる。
何にせよ、今年の夏野菜は、例年にないほど元気に育ってくれている。
その中でも、今年はずばぬけて収穫量が多い野菜がある。8月に入ってからは、取れる勢いが止まらない。それが「ゴーヤ」である。
以前、「夏はゴーヤを食べて乗り切ろう!」という記事を書いたが、あの時以来、「ゴーヤ」の収穫量はとどまる気配が全くない。
7月後半までは、トマトや茄子が食卓を牛耳っていたが、今では「ゴーヤ」が食卓の王様になってしまっている。
さすがに毎日収穫できるとあれば、こちらも考えねばなならぬのが、調理法である。定番の料理ばかりでは飽きを感じてしまい、せっかくの大量のゴーヤがもったいない。
はて、毎日収穫できるこの「ゴーヤ」をどう調理しようかと、試行錯誤の上、完成したのが「ゴーヤ漬物」である。
「ゴーヤの漬物?」
「あの苦味をどう調理するの?」
と、疑問を持たれるかもしれないが、これが少しの工夫で、絶妙の珍味に生まれ変わっていく。今日はそのレシピをご紹介したい。
ゴーヤ漬物
「ゴーヤ」で何かできないかと思った時、真っ先に思いついたのがこの「漬物」である。毎日のように収穫できる「ゴーヤ」も、そのままにしておけば、すぐにいたみが走り、食材としての価値がなくなってしまう。
「冷蔵保存でき、かつ長持ちさせられないか?」
そう考えた時、この商品が生まれたのである。
【用意するもの】
ゴーヤ、黒砂糖、醤油(しょうゆ)、酢 タッパー
(1) 黒砂糖と濃い口醤油、そして酢をホーロー鍋に入れ煮溶かし、好みの味に仕上げていく。味が調った後、そのまま冷めるまで放っておく。
(2) 味付けが完成したらたっぷりのゴーヤを切っていく。わたと種を出し、0.5センチの厚み(食べやすい大きさで構わない)で切っていく。
(3)ゴーヤを切り終わったら、容器(タッパーのフタがきちっと閉まるもの)にゴーヤを入れ、(1)の味付けした液を容器に入れていく。容器の中に切り終わったゴーヤと、味付けした液を入れ、しっかり密封をしたら、冷蔵庫で保存しておく。3、4日たつと、大分味が染み込んでくる。5日がたつと完全に味が染み込み、食べごろを迎える。
口にした時、ゴーヤのほろ苦さと黒砂糖と酢の、酸味のきいた甘さが口の中に絶妙に広がったら完成である。
ご飯と一緒に食べてもいいし、お酒のおつまみにしても構わない。またはちょっとしたおやつとしても価値があるかもしれない。一度箸を付けると、これが止まらなくなるほどの絶妙の珍味である。
「ゴーヤ」を使った最新レシピ「ゴーヤの漬物」!
実際作ってみて思ったのが、冷蔵保存しやすいということである。酢を入れた酢酸作用なのか、1カ月近くは冷蔵保存で食べられた。ともあれ、大量に収穫できる「ゴーヤ」にはもってこいの逸品である。一度試してみはいかがだろうか? 意外や意外、はまってしまうほどおいしい一品である。
夏野菜を使ったレシピ! 次回は「ゴーヤレシピ」第三弾をお届けしたい!
(記者:花嶋 真次)
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