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2008年08月21日(木) 18時33分

新潟県総合生活協同組合、過去の委託先SEから個人情報延べ9,558件が流出Scan

 新潟県総合生活協同組合は8月14日、同生協が管理していた個人情報の一部が外部に持ち出されていたことが4月21日に判明し、その調査結果を発表した。調査の結果、2003年当時に同生協のシステム開発に携わっていた委託先システムエンジニアの一人が、自宅でも作業しようとファイルを無断で持ち出して自宅PC内に入れ、その後も保存されていたことが判明した。

 このPCが本年3月、Winnyウイルスに感染し、保存されていたデータの一部がネットワーク上に流出した。持ち出された情報は、ほとんどが2003年頃のシステム設計資料であったが、一部、個人情報の記載されたファイル(1999年〜2003年に作成されたもの)が含まれていた。その件数は延べ9,558件で、内訳は、組合員に関する情報が延べ2,954件(内、住所の記載のある情報は4件)、総合生協の委託先や取引先等に関する情報が延べ4,668件、役員、職員に関する情報が延べ1,936件となっている。


【関連リンク】
新潟県総合生活協同組合:個人情報が持ち出された事に対するお詫びとお知らせ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000002-vgb-secu