2008年08月21日(木) 16時39分
「裁判員は民主主義の申し子」=実施に理解求める−樋渡検事総長(時事通信)
7月に就任した樋渡利秋検事総長が21日、日本記者クラブで講演し、来年5月から実施される裁判員制度について「国会でほぼ全会一致で採択されている民主主義の申し子だ」と強調、実現に理解を求めた。
樋渡総長は、社会が「事前規制」から「事後監視」へと変化しており、ライブドア事件が象徴的だと指摘。「規制緩和で民に大きな自由が認められる代わりに、なんでもありになりがち。ルール違反には制裁が必要だ」と述べた。
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