2008年08月20日(水) 08時26分
ノートPC NEC、実質値上げ 価格抑制も性能向上小幅(フジサンケイ ビジネスアイ)
NECは19日、ノートパソコンの普及シリーズ「ラヴィL」の新製品6機種を21日に発売すると発表した。最廉価機種にも演算回路(コア)を2つ持つデュアルコアCPU(中央演算処理装置)を採用し、基本ソフト(OS)「ウィンドウズビスタ」を快適に使えるようにした。高画質映像を楽しみたいというニーズに応え、ラヴィLでは初のブルーレイ・ディスク対応機種もラインアップに加えた。月間7万台の出荷を目指す。
価格は11万943円(直販サイトの場合)からで、原材料高などの影響によるコスト増を織り込み、実質的な値上げに踏み切った。「価格上昇は抑えたが、その分、ハードディスク容量の増強など性能向上を当初計画より少し抑えた」(NECパーソナルプロダクツの渡辺敏博商品企画本部長)という。
ラヴィLは、NECのノートパソコンの主力製品。競争力を重視し、価格が他社の競合機種に比べて高くなることを避けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000016-fsi-ind