2008年08月18日(月) 12時02分
小学校校庭のゴールに常にネットを張ろう(オーマイニュース)
北京五輪の男子サッカーは残念な結果に終わりました。女子は予選を突破しましたので男子の分まで頑張ってほしい所です。
今回も「得点力不足」が課題と言われていますが、その原因のひとつに「小学校のグラウンドにあるゴールにネットが張られていない」事もあるんじゃないかと思います。
少年サッカーを教えている方に聞いても「小学校のグラウンドを借りる場合、最初にする事はゴールのネット張り」と言う状況では学校の休み時間に楽しくサッカーとはいかないと思います。
ゴールしたらボールを拾いに行かなければならない。だから思い切りシュートしない。と言う事が多々あるそうです。
ネットが張られていない理由は、「休み時間等に生徒たちがいたずらしてネットが傷む」と言う理由だそうです。
サッカーチームの試合や授業でサッカーをやる時にネットを張る。終わったらはずす。普段は校庭に鉄柱が立っている状態です。
遊びでもサッカーをやっていて「シュートがネットに突き刺さる」感触は気持ちが良いものだと思うのですが、その快感を味わえないからきれいなパスやドリブルの方にあこがれてしまう。
その結果中盤タイプの「パサー」、相手を抜き去る「ドリブラー」は育っても豪快なシュートを打ちまくる「ストライカー」は育たないのではないでしょうか。
何とか「小中学校の校庭のサッカーゴールはネットを常設しなければいけない」事を全国で徹底して日ごろから「シュートがネットに突き刺さる快感」を子供たちが感じ続ければ10年後位には素晴らしいストライカーが育ってくれるんじゃないでしょうか。
これで万事解決とはいかないでしょうが、「得点力不足解消」の一助になるのではと全国に提案いたします。
(記者:小川 文彦)
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