2008年08月18日(月) 00時29分
伊調馨V2、浜口「銅」 室伏は5位で連覇ならず(中国新聞)
【北京17日共同】北京五輪第10日の十七日、レスリング女子の63キロ級決勝で伊調馨(24)=綜合警備保障=がロシア選手を下し、アテネ五輪に続いて優勝した。72キロ級の浜口京子(30)=ジャパンビバレッジ=は前回に続いて3位だった。
レスリング女子は前日、馨の姉伊調千春が48キロ級で銀、55キロ級で吉田沙保里(ともに綜合警備保障)が金を取っており、4人全員がアテネと同じ色のメダルを獲得した。
競泳の男子四百メートルメドレーリレー決勝で日本は2大会連続の銅メダル。北島康介(日本コカ・コーラ)は平泳ぎ2冠と合わせ、今大会3個(通算6個)のメダルを手にした。日本のメダルは金8、銀5、銅7の計20個になった。
同種目は米国が優勝し、マイケル・フェルプスは今大会8個目(通算14個)の金メダル。一九七二年ミュンヘン五輪でマーク・スピッツ(米国=競泳男子)がつくった7個の1大会最多記録を更新した。
陸上の男子ハンマー投げ決勝で、アテネ五輪金メダルの室伏広治(ミズノ)は2投目の80メートル71が最高で5位に終わった。
女子マラソンは38歳のコンスタンティナ・トメスク(ルーマニア)が20キロすぎから独走し、2時間26分44秒で最年長優勝。中村友梨香(天満屋)は13位、土佐礼子(三井住友海上)は途中棄権し、日本の5大会連続メダル獲得はならなかった。
ソフトボールは日本の1次リーグ2位以上が確定し、3大会連続のメダル獲得が決まった。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808170378.html