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2008年08月16日(土) 06時56分

「皇族」かたり詐欺、日系人逮捕=移民100年を悪用−ブラジル時事通信

 【サンパウロ15日時事】「自分は天皇陛下のいとこだ」などと偽り、日系人の企業家や商店主から金をだまし取ったとして、ブラジル・サンパウロ市警察当局は14日、詐欺容疑で日系人の男ロザリオ・ヤマモト容疑者(60)を逮捕した。地元メディアが15日報じた。
 ヤマモト容疑者は、ブラジルが今年、日本人移民100周年を迎えたのを悪用。「皇族」の身分や実在しない日系団体メンバーを自称し、記念行事に使うなどと虚偽の説明で寄付金を募り、1件当たり最大200レアル(約13400円)を集めた疑い。
 同容疑者は数年にわたり、日系人相手に詐欺行為を働いていたとされ、被害者は約2500人に上るとみられている。 


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