東京のテレビ番組制作会社の社内で大麻を譲渡したなどとして、大阪府警と大阪税関が、「東京サウンド・プロダクション」(東京都港区)の社員・高原淳(36)(横浜市)、元派遣社員・山名清久(43)(東京都目黒区)両容疑者を大麻取締法違反容疑などで逮捕していたことがわかった。
府警によると、高原容疑者は5〜6月、同社内で大麻樹脂15グラムと合成麻薬「MDMA」2錠を計9万5000円で山名容疑者に譲渡した疑い。山名容疑者は7月7日、自宅で乾燥大麻約8.5グラムを所持した疑い。
同社は報道番組などの企画制作を請け負い、高原容疑者はビデオ編集を担当。山名容疑者は一時、音響効果の仕事をしていた。
同社は「報道にも携わり、倫理観が問われるのに、こうした事態になり、おわびしたい」としている。
府警などが摘発した別のコカイン密輸事件の捜査から2人の犯行が判明した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080814-OYT1T00792.htm?from=navr