2008年08月13日(水) 19時17分
ガソリン、2週間ぶり下落 全国平均184.4円(産経新聞)
石油情報センターが13日発表した石油製品市況の週間動向調査によれば、11日現在のレギュラーガソリンの全国平均店頭価格は前週比で1リットルあたり0.7円安の184.4円と2週間ぶりに値下がりした。今回の下落はわずかだが、9月は最近の原油相場の急落を反映して、1リットルあたり10円前後の大幅な値下げになる公算が大きくなっている。
前週は、昭和62年の調査開始以来の最高値となる185.1円を記録。今回の値下がりについて、石油情報センターは「消費者の節約志向が高まって需要が減少している。近隣との価格競争で値下げせざるを得ないガソリンスタンドが多いようだ」として、販売量確保に向けたガソリンスタンドの判断とみている。
地域別では38都道府県で値下がりした。ハイオクは0.7円安の195.3円、軽油は0.2円安の167.2円だった。
一方、ニューヨーク原油先物相場が1バレル=110ドル台まで急落しているため、石油元売り各社は9月の卸価格を大幅に引き下げる方針。原油1ドルの下落はガソリン1リットルあたり0.7円の値下げにつながるためで、現状の相場水準であれば店頭価格も大幅に値下がりする見通し。
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