2008年08月13日(水) 18時15分
レギュラーガソリン価格下落、前週比0・7円安(読売新聞)
石油情報センターが13日発表した全国のレギュラーガソリンの平均店頭価格(11日時点、1リットルあたり)は、前週(4日)に比べ0・7円安い184・4円で、下落に転じた。
石油元売り各社は8月1日からガソリンなどの卸価格を値上げし、4日時点では調査開始以来の最高値185・1円を記録した。その後は、ガソリン高騰でドライバーが買い控える動きが広がったため、販売をテコ入れするため値下げに踏み切るガソリンスタンドが相次いでいる。東京、大阪など38都道府県で値下がりした一方、値上がりしたのは、茨城や鹿児島など8県にとどまった。
7月中旬以降は原油価格が急落しており、現状の原油・為替相場が8月末まで続けば、「9月にはガソリンなどの卸価格が1リットルあたり9円程度下がる」(石油元売り大手)との見方がある。ガソリンの店頭価格もさらに値下がりする可能性がある。
一方、11日時点の灯油の全国平均店頭価格(18リットルあたり)は、前週に比べ3円高い2378円で最高値を15週連続で更新した。ハイオクガソリンは1リットルあたり0・7円安い195・3円、軽油も1リットルあたり0・2円安い167・2円だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000038-yom-bus_all