2008年08月12日(火) 19時11分
「摂理」教祖に懲役6年判決、女性信者3人の被害認定(読売新聞)
【ソウル=竹腰雅彦】多数の女性信者に性的暴行をしたとして強姦(ごうかん)などの罪に問われた韓国カルト集団「摂理」教祖の鄭明析(チョンミョンソク)被告(63)の判決公判が12日、ソウル中央地裁で開かれ、懲役6年の実刑判決が言い渡された。
鄭被告は2001〜06年にかけ、マレーシア、香港、中国で韓国人女性信者5人を暴行したなどの罪で起訴され、判決はうち3人の被害事実を認定した。
鄭被告は韓国国内で女性信者への性的暴行問題が暴露された後、2001年に海外に逃亡。国際手配され、07年5月に中国国内で拘束、08年2月に韓国に送還された。「摂理」は1987年ごろ日本に進出し、多数の日本人女性が鄭被告から性的暴行被害を受けたとされる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080812-00000041-yom-int