2008年08月11日(月) 18時15分
ライブドア、堀江被告らに35億円の賠償請求 「事件で損害受けた」(産経新聞)
ライブドア(現LDH)の粉飾決算事件で会社に損害を与えたとして、LDHが11日、堀江貴文被告(35)=証券取引法違反罪で実刑判決、上告中=ら刑事裁判で有罪判決を受けた旧経営陣や公認会計士計7人に、計約35億2330万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
LDHはこれまで、事件発覚で株価が下落し、損害を受けたとして、3300人以上の個人株主や企業から、計約716億円の損害賠償訴訟を起こされている。LDHは今後、判決などでこれらの賠償額が確定した場合、今回訴えた7人への請求額を増額するとしている。
訴えによると、LDHは、旧経営陣が行った平成16年9月期の架空売り上げ計上により、本来の納税額に比べ6億円近く過大に支払った。また、事件発覚で開始間近の事業が頓挫するなど損害を受けたとしている。
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