2008年08月08日(金) 17時51分
ヨンデンプラザ高松で水彩画のグループ展(オーマイニュース)
高松市丸亀町商店街にある、ヨンデンプラザ高松でヌーベル・ラ・フォンテーヌというグループによる水彩画展を見てきました。会場には講師を含む5人の会員が、風景や静物画25点ほど展示していました。
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このうち、花瓶に生けられた紫陽花(あじさい)が咲き誇った様子を描いた『爛漫』は、紫とピンクのグラデーションが水彩によってにじみ出ています。それが梅雨という季節感にマッチしていて、記者のお気に入りの逸品です。
また、別の会員の作品はセカチューのロケ地としておなじみとなった、高松市庵治漁港の船溜まりとそこに係留されている漁船の2点を出品しています。そのうち漁船は五剣山をバックに係留しているシーンで、真夜中の仕事を終えて、データイムは休息している漁船が勇ましく見えます。
毎週日曜日に、県内各地へ出掛けてスケッチしているとのこと。ふだんお目にかかる街並みや名所を描いていて、訪れた方々は「あそこだ」などと感嘆しつつ、会員の労作に見入っていました。
もともと、“ラ・フォンテーヌ”というグループに所属して10年間活動していた人たちが、解散後、5人で再結成、今回記念すべき第1回の展覧会でした。
ご案内のはがきを下さった斉藤知子さんは、
「まだ始まったばかりですが、1からのスタートという気持ちで一花咲かせたいです」
と話していました。
なお、展示は4日で終わりましたが、高松市内のカフェで斉藤さんが主宰して活動しているグループの水彩画展が8月31日まで開催されているとのことです。斉藤さんもそちらの方にもぜひ立ち寄って下さいと言われましたので、記者もぜひ訪ねる予定です。
(記者:笠井 隆宏)
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