2008年08月07日(木) 12時13分
高2男子が自殺、携帯掲示板の中傷で教師に事情聞かれた後(読売新聞)
北海道立稚内商工高(川崎博正校長)の2年生男子生徒(16)が7月中旬、携帯電話の掲示板に他の生徒の中傷を書き込んだことについて、同校の教諭から事情を聞かれ、その日の夜に自殺を図ったことが7日、わかった。生徒は8月4日に死亡した。
同校や北海道教育庁宗谷教育局によると、生徒が携帯電話の掲示板に、同校の他の生徒を中傷する内容を書いたとの話があったため、7月20日午後、同校の生徒指導担当の教諭4人が2人ずつ、約2時間にわたって断続的に事情を聞いた。生徒は書き込みの事実を認め、反省していたという。
生徒は、母親と帰宅したが、その後、学校から自宅に「停学処分」との電話があり、同日夜、自宅で自殺を図り、4日午後に死亡した。
生徒はノートに、事情を聞かれた際の状況について、「おまえの罪は重い。死ねと言われた」と記し、「『殺す、死ね』と軽々しく書いたので、けじめをつけるために死のうと思う」などという内容の書き置きを残していた。
川崎校長は、「教諭に確認したが、『死ね』と言った事実はない」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000015-yom-soci