2008年08月03日(日) 19時07分

＜北京五輪＞開幕日は「曇り時々雨または雷雨」と予測（毎日新聞）

　【北京・鈴木玲子】北京市気象局は３日に会見し、北京五輪が開幕する８日の天気を「曇り時々雨または雷雨。最高気温は３０度から３２度」と予測した。開会式が始まる午後８時（日本時間同９時）ごろの予報は郭虎・気象台長が「６日に詳報できると思う」とした。

　開会式では花火による演出も盛り込まれる予定だが、降雨の影響は「現在の花火技術では問題ない」と否定した。さらに事前に人工降雨技術（ロケット弾で雨雲に冷却剤を撃ち込み、雨を誘発させる仕組み）を駆使し、当日の会場周辺を晴天にする可能性について、同局の担当者は「実験段階」と前置きした上で「天候次第では使うことも考えられる」とした。

　また８月中に台風が２〜３回、中国沿岸部に上陸する可能性があり、上海（サッカー）、青島（セーリング）、香港（馬術）の競技会場で影響が出るおそれもあるとの見方も示した。

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