2008年08月02日(土) 08時00分
【新閣僚の横顔】外務 高村正彦(産経新聞)
昨年8月の安倍内閣改造で防衛相に就任して1カ月後の福田内閣発足で外相に横滑りし、今回実績を買われ留任した。経済企画庁長官、法相など多彩な行政経験から政策通と知られる。
ただ官僚受けはいい一方で、派閥会長としては「領袖らしい決断力がない」との評価もある。
中国政界とのパイプが太く、日中関係改善に腐心してきた。外相になってからも今年6月、長年の懸案だった東シナ海ガス田問題をめぐる日中共同開発に一応の決着をつけた。
弁護士で少林寺拳法は四段。
【関連記事】
・
「上げ潮」斬った与謝野氏登用 福田改造内閣
・
【主張】福田改造内閣 一丸で危機を乗り切れ 保守カラーの鮮明化に期待
・
「内閣改造」金融市場は興味無し 関心は企業決算と米景気
・
瀕死の首相、麻生氏にすがりつく 福田内閣改造
・
【内閣改造】17人中13人刷新、ベテラン中心
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000070-san-pol