レジオネラ菌が検出され4月から閉鎖されている広島県世羅町黒川の温泉施設「クアパルクせらにし」が、10月再開を目指し8月から改修工事に入る。
30日夜、町せらにし支所であった年間利用会員に対する説明会で、開設者の世羅町と指定管理者の「のとテック」(尾道市)の能登哲夫社長らが明らかにした。工事は循環ろ過器改修と塩素自動注入器の開設で、費用は2800万円。
ミストサウナ、気泡浴槽などレジオネラ菌を発生しやすい設備は閉鎖する。水温38度の小型プールは、菌を生き延びにくくするため、メーンプールと同じ水温28度に下げる。
【写真説明】10月再開へ向け改修工事に入るクアパルクせらにし