松江市は1日から、全職員を対象にマイカー通勤をバスや電車通勤に転換させる実験を始める。公共交通を集中的に利用し、どの程度まで転換可能かを検証する。環境対策だけでなく、利用が低迷しているバス路線維持のため、市職員が率先して利用を図る。
実験期間は1日と、18—22日の計6日間。1日はまずマイカー通勤の職員が公共交通を使ってダイヤや通勤時間を把握する。その後、18—22日の5日間の実験で週にどのくらい公共交通での通勤が可能かを試す。
サポート策として、市内各地のバス停付近の市有地を臨時のパークアンドライドの駐車場とする。最終便を逃した職員向けに、タクシーの相乗り相手を募るための職員限定ホームページを設けた。