二酸化炭素(CO2)の排出抑制につながる行動をした県民に協賛店が各種サービスを提供する、島根県などの事業「しまねCO2ダイエット作戦」が1日、始まる。地球温暖化防止への関心の高まりや企業イメージ向上への期待から、県内全域550店舗が参加する。「予想を上回る反応」(県環境政策課)でスタートする。
参加店舗はスーパーや百貨店、銀行、美容院などさまざまな業種にわたる。コンビニのポプラ(広島市安佐北区)は県内の全67店舗が参加。レジ袋を断るたびに抽選でエコグッズが当たる応募用紙にスタンプを押す。ほかの業種では、電器店やホームセンターは省エネタイプの商品を購入した人に景品や割引、10年保証などを提供。飲食店ではマイはし持参者にデザートサービスや割引などをする。金融機関はエコカー、エコ住宅の購入に際するローンの金利を優遇する。
ダイエット作戦は企業、行政、消費者が一体でC02排出抑制の機運を高めるのが狙い。初めて企画した。協賛店舗は年度末まで募集を続ける。