外務省経済局の男性官僚(40)が都内ホテルの宿泊代約千五百万円以上を支払わず、ホテル側とトラブルになっていることが三十日、分かった。
外務省関係者らによると、ホテル側はこのまま支払いがない場合、民事訴訟などの法的措置も検討しているという。
男性官僚は二〇〇六年六月から〇七年四月までの約三百日間、都内ホテルの一泊五万円以上の部屋に宿泊。約千五百四十万円の支払いが生じたが、ホテル側からの再三の請求にもかかわらず、現在まで全く支払われていない。
男性官僚は家庭の事情で都内の自宅を出た後、ホテルから外務省に出勤する生活を続けていたが、昨年四月以降は川崎市内の官舎に住んでいるという。
外務省は「本人とも連絡を取った上で詳細を確認したい」としている。