2008年07月30日(水) 12時00分
男はどうしておっぱいに魅かれてしまうのか?(R25)
たとえば、街で峰不二子のようなお姉さんをみかけてその胸の谷間に目がくぎづけになったとき、かたわらの彼女から冷ややかな一瞥を浴びつつ、こんなことをいわれたことはないか。「男ってなんでそんなにおっぱいが好きなの?」。
たしかに冷静に考えれば、おっぱいは乳腺の束を脂肪で包みこんだ乳房という器官にすぎない。だが男はみんな、とにかくおっぱいが好きなのだ。大橋巨泉が命名したボインにはじまり、巨乳・美乳・ロケット乳・貧乳・スイカップ。こうしたおっぱいを表す語彙でもわかるように、おっぱいには理屈抜きで魅かれてしまうのである。
なぜおっぱいが好きなのか。じつは、その理由を約40年前に解明した人物がいる。イギリスの動物行動学者、デズモンド・モリスで、彼はその有名な著書『裸のサル』などでおおよそこんなことをいったのだ。
いわく、おっぱいはお尻の擬態として発達したのではないか。ひとは進化の過程でセックスの体位が後背位から正常位に変わっていったとされる。そのため、男は後背位のときに性的信号として重要だったお尻よりも、正常位で身体のまえにくるもの、胸にお尻のようなふくらみを持ったメスを好むようになった。メスもまた対面する体位をとることで胸が敏感になり、性的興奮を高め、その方向で自然淘汰が働いたのではないか…。
つまりDNAレベルでおっぱい好きを刷りこまれているという説なのだが、一方で、男からみた女性の「性的魅力」が文化によって違うのもたしかなのだ。アフリカやカリブでは大きなお尻が魅力的とされ、むかしの中国では「纏足」という小さな足がエロかった。そして日本も江戸時代までおっぱいは授乳の道具としかされず、日本人の男がおっぱい好きになったのは西洋文化が入ってきた明治以降だという。いったい男をおっぱい好きにしたのは文化か進化か。はっきりしているのは、どんな理由にしても男はおっぱいが大好きということ。そういうわけなんで、女性のみなさん、今後ともよろしくお願いします(セクハラ)。
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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