外食大手のすかいらーくが、飲料大手のサントリー(大阪市)に出資を要請していたことが30日、分かった。
2年連続で赤字を計上するなど業績が悪化しているため、取引関係のあるサントリーの支援を仰ぎ、財務体質を改善する狙いがあるとみられる。サントリーは「出資要請を受けたのは事実だが、対応は検討中」としている。
すかいらーくは2006年に、野村プリンシパル・ファイナンスなど投資会社2社から出資を受け、自社買収(MBO)を実施し、非上場化した。現在再上場を目指しているが、業績は06年12月期と07年12月期に純損益が2年連続の赤字となった。
すかいらーくの主要株主の投資会社2社が、業績が改善しないことなどから、横川竟社長の退任を要求する事態になっている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080730-OHT1T00247.htm