記事登録
2008年07月30日(水) 10時09分

プチプチ、エダマメと好調∞シリーズは、無限に続く勢いダイヤモンド・オンライン

 2007年9月に発売し、人気を博している「∞(むげん)プチプチ」。この4月に、バンダイは∞シリーズ第2弾として「∞(むげん)エダマメ」を発売した。

 ∞シリーズ第1弾の「∞プチプチ」は発売後およそ6ヵ月で累計販売数200万個を突破し、6月で250万個を超えた。第2弾の「∞エダマメ」は、当初は2008年9月までに100万個の販売を目標としていたが、6月末時点ですでに累計販売数100万個を突破。バンダイは計画を上方修正し、9月までにシリーズ累計150万個の販売を目指すという。

「∞エダマメ」は、枝豆をつまみ出す感触が味わえるキーチェーン型玩具。「∞エダマメ」の皮を押すと豆が顔を出す。手を離すと、豆が引っ込む仕組みになっているので、何度でも繰り返し楽しめるのだ。

「思わずつまんでしまう、やみつきになってしまうなど、お客様からは『∞プチプチ』と同様に好評をいただいております」(バンダイ広報チーム)

「∞エダマメ」はただ単に枝豆を模しただけではない。3粒の豆のうち、真ん中の豆には顔が描いてある。顔の種類は全12種類で、どんな顔が描かれているかは買ってつまみ出してからでないとわからない仕掛けになっている。その他、顔ではないデザインが描かれているシークレットも1種類用意しており、マニア心をくすぐる。

「『∞プチプチ』のヒットがあり、次の企画を検討していく中で、誕生した商品です。『∞エダマメ』の場合は、キーチェーンとしての見た目の可愛らしさからか、女性の方に多く買っていただいている傾向があります」(バンダイ広報チーム)

 6月末には新色の「珍種発見!? ∞エダマメ」(顔デザイン全6種+シークレット1種)を発売。こちらは「レモンエダマメ」「紅芋エダマメ」など、黄色やオレンジ、青などの色を使っている。

 この好調を受けて、∞シリーズには今後も新商品が展開されていく可能性が高い。「プチプチ」「枝豆」の次に来るのは何か。発売は無限(∞)に続くのか。今後の動向に注目したい。

(江口陽子)

■関連記事
話題沸騰!「∞(むげん)プチプチ」がウケる理由
白熱する“置き菓子”ビジネス 勝ち残るのはどこか
ストレス対策グッズから垣間見える癒されたいオトコたち
“B型人間”説明書が大ベストセラーとなった謎。
本格的プラモデル工房が、いま大人気の秘密

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080730-00000001-dol-bus_all