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2008年07月29日(火) 08時00分

「再び憩いの場に」秋葉原殺傷 献花台を撤去産経新聞

 秋葉原の通り魔事件から「四十九日」が過ぎ、千代田区が現場交差点に設置していた献花台が28日朝、撤去された。これまでに約8千の花束が供えられたという。

 撤去に先立ち、石川雅己区長や地元町会関係者ら約60人が黙祷(もくとう)、被害者の冥福(めいふく)を祈った。石川区長は「安心で安全な町作りを進めていきたい」と話し、現場に慰霊碑を設置することも検討しているという。

 歩行者天国の存続については「お盆明けから関係各所と協議を始める。『憩い、やすらぎを与える場所』という原点に立ち返り、どう在るべきか考えていきたい」と述べる一方、「一定の時間はかかるだろう」と早期再開を否定した。

 川崎市の会社員、佐々木順一さん(40)は「毎週、通っていた。事件が風化するのを防ぐよう、何か献花台の代わりになるものを設置してほしい」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000078-san-soci