2008年07月26日(土) 07時06分
「地球眺め詩を書きたい」 宇宙飛行士・若田さん 福岡の若者6人と“対談”(西日本新聞)
福岡県内の中学、高校、大学生計6人が25日、都内の宇宙航空研究開発機構で、米国ヒューストン在住の宇宙飛行士若田光一さん(44)に、衛星通信回線を介してインタビュー。宇宙への思いなどを語り合った。
インタビューは西日本新聞のホームページの科学系サイト「GALILEON」が企画、若田さんが九州大の卒業生だった縁もあって実現した。
来年2月から国際宇宙ステーションに滞在する若田さんは、モニター画面に笑顔で登場。「美しい故郷の地球を眺めながら音楽鑑賞をしたり詩を書いたりしたい」と夢を語り、質問に答えた。
福岡教育大付属福岡中(福岡市)2年の原口瞳さん(14)が「飛行士になるきっかけは」と尋ねると、「アポロ11号の月面着陸を見てあこがれた。飛行機の技術者になろうと勉強したことが飛行士につながった」。福岡大付属大濠高(同市)2年の今林慶祐さん(17)の「夢の追求に必要なことは」との質問には「情熱を持って取り組む対象を見つけ、向上心を忘れないこと」とメッセージを送った。終了後、福岡工業大(同市)4年の別役満さん(21)は「普段できない体験ができた」と満足そうだった。
=2008/07/26付 西日本新聞朝刊=
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