2008年07月26日(土) 07時06分
高校生レストラン盛況 小林西高調理科生 期間限定で開店 すきむらんど(西日本新聞)
小林西高(幸田郁雄校長、354人)の調理科3年生25人が夏休み週末の期間限定で営業する「高校生の三つ星レストラン」が25日、小林市須木のレジャー施設「すきむらんど」にオープンした。初日は89人の客が訪れ、平日にもかかわらず「最大で30分待ち」という盛況ぶりだった。
すきむらんどが須木地区の活性化、集客を図ろうと「開業」を同高に依頼。調理科は「調理、接客、会計とさまざまな経験が積める」と今年4月から、メニュー吟味や調理実習を重ねてきた。
提供するのはバイキング形式のランチで、メニューは冷や汁、鶏のクリーム煮、カレー、エビのチリソース煮、カスタードプリンなど和洋中の16種類。野菜、肉など食材は小林を中心とする県内産にこだわっている。
調理科では毎年、生徒や保護者に料理を振る舞ったり、年数回、校内で弁当を請け負っているが、一般客を相手にするのは初めて。和食の料理人を目指す長谷川健太君(17)は筑前煮を担当し「きょうは味付けが薄かったかもしれない。緊張感が違う。貴重な経験になる」と話した。
今後の営業は26日と8月8、9、22、23日の5回。開店時間は午前11時‐午後2時。料金は中学生以上1000円、小学生500円。小学生未満無料。問い合わせは「すきむらんど」=0984(48)2480。
=2008/07/26付 西日本新聞朝刊=
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