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2008年07月26日(土) 10時00分

【トレンド】アナログ停波まであと3年! 「デジタル放送完全移行推進の集い」を開催nikkei TRENDYnet

 地上アナログ放送停波をちょうど3年後に控えた2008年7月24日、デジタル放送を推進する国や放送事業者、メーカーほか関係者が一堂に会して「デジタル放送完全移行推進の集い」を開催した。

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 イベントには増田寛也総務大臣や日本放送協会(NHK)の福地茂雄会長や社団法人日本民間放送連盟の広瀬道貞会長、社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の庄山悦彦会長、社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)の間部耕苹理事長らが地デジ完全移行への決意を語ったほか、NHKや民放各局の女子アナによる「地上デジタル推進大使」も登場した。

 民放各社では2008年4月から民放連の広瀬会長を本部長とするデジタル放送世帯普及推進本部を設置し、世帯普及を推進している。4月に総務省情報通信審議会に報告したアナログ放送終了計画案をふまえ、アナログ放送終了に向けた段階的なPR強化を開始。第一弾として7月24日からゴールデン・プライムタイム帯の番組放送でアナログ放送画面上に「アナログ」ロゴマークの表示を開始する。また、2009年1月からは原則としてCM枠を除いて24時間常時アナログロゴを表示する予定だ。放送終了時、開始時にはアナログ放送終了のお知らせ画面の掲出を開始するという。

 そのほか、民放各社では番組を通じた地デジPRの促進を強化している。在京キー局は放送局ごとに強化月間を設けて番組を通じたPRをしているほか、地デジのメリットや受信方法を中心に独自の地デジPR番組を制作し放送している。Dpaが制作した15秒スポットCMを年間1000本程度放送するほか、地デジ準備全国キャラバン、受信説明会などの特別協賛も行うという。

(文/安蔵靖志=日経トレンディネット)

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