2008年07月26日(土) 10時00分
【トレンド】【速報】レンズと画質にこだわったLXシリーズに注目! 松下電器、新LUMIX4機種発表(nikkei TRENDYnet)
松下電器産業は2008年7月22日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」シリーズの新製品4機種を発表した。新製品のラインアップは以下の通りで、発売はいずれも8月22日の予定。
【詳細画像または表】
各機種共通の特徴としては、2008年4月発売の「DMC-FX500」で採用された被写体追尾AF機能「追っかけフォーカス」を搭載したことと、従来と比べて視野角を広げた広視野角タイプの液晶モニターを採用したことが挙げられる。
また、自動逆光補正機能が加わったほか、HD画質の動画撮影機能&ハイビジョン出力機能も新たに備わった。
■画質重視のハイエンドコンパクト「LUMIX DMC-LX3」
2006年8月発売の「DMC-LX2」の後継となるモデルで、画質にとことんこだわった設計にしているのがポイント。撮像素子は新開発の1/1.63型有効1010万画素CCDで、開口部の拡大やノイズの混入しにくい回路設計により、CCDの感度アップやノイズ低減が図られた。
レンズは、35mm判換算で24〜60mmをカバーする光学2.5倍ズームで、F値はF2.0〜2.8。あえてズーム倍率を抑えることにより、高い解像力が得られたという。
液晶モニターは3型ワイド/46万ドットで、アスペクト比は3:2となった(DMC-LX2の液晶モニターは16:9)。
■レンズと液晶モニターを改良した売れ筋モデル「LUMIX DMC-FX37」
DMC-FX37は、2008年2月発売の「DMC-FX35」の後継モデル。撮像素子はFX35と同じながら、レンズのズーム倍率をFX35の光学4倍から光学5倍に高め、35mm判換算で25〜125mmを広くカバーするようになった。
ボディーカラーは全6色で、うち1色(コンフォートブルー)は同社の直販サイト「LUMIX CLUB」限定販売となる。
■有効1470万画素CCDを搭載!「LUMIX DMC-FX150」
2007年6月発売の「DMC-FX100」の後継モデル。新開発の1/1.72型有効1470万画素CCDを搭載したのが特徴(FX100は1/1.72型有効1220万画素CCD)。FX100にはおまかせiAモードがなかったが、こちらも今回発表の機種と同等になった。液晶モニターは、FX100の2.5型/20.7万ドットから、2.7型/23万ドットに大型化・高精細化された。
■待望のおまかせiAモードを搭載「LUMIX DMC-FZ28」
2007年8月発売の「DMC-FZ18」の後継モデル。撮像素子を、FZ18の1/2.5型有効810万画素から1/2.33型有効1010万画素に変更したほか、おまかせiAモードを装備したのが特徴。液晶モニターは、FZ18の2.5型/20.7万ドットから、2.7型/23万ドットに大型化・高精細化された。レンズのズーム倍率は18倍で変わりないが、焦点距離が35mm判換算で27〜486mmと若干広角寄りになった(FZ18は28〜504mm)。
(文/磯 修=日経トレンディネット)
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