2008年07月25日(金) 10時42分
【ストーカー判事】「すべて間違いありません」下山被告、起訴事実認める(産経新聞)
20代の裁判所職員の女性にメールを執拗(しつよう)に送ったとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた宇都宮地裁判事、下山芳晴被告(55)=東京都文京区=の初公判が25日、甲府地裁で開かれ、下山被告は「すべて間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状によると、下山被告は2月19日ごろからの約1カ月間、十数回にわたり、女性の携帯電話に匿名で「入るの見いちゃった! ついでに写真撮っちゃった! よく撮れてると思うけど、どうしようか?」「今日、県警本部に何しに行ったのかなぁ」などとするメールを繰り返し送るストーカー行為を行った。下山被告が匿名で女性に送ったメールは16通に及んでいた。
これまでの県警の調べなどによると、下山被告は甲府地裁都留支部長だった今年3月、女性から匿名のメールや無言電話などの被害相談を受けたとし、知人の警察幹部に無関係な第三者を装って捜査を依頼。結局、これをきっかけに捜査が始まり、5月21日に下山被告はストーカー規制法違反容疑で逮捕された。下山被告は今月になって保釈されている。
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