一般向け緊急速報、20秒後発表＝岩手は間に合わず−気象庁（時事通信）

2008年07月24日(木) 01時48分

　24日午前零時26分に岩手県沿岸北部を震源として最大震度6強を観測した地震で、気象庁は最初に地震波を検知してから約20秒後に一般向けの緊急地震速報を発表し、テレビなどで報道された。岩手県のほぼ全域と青森県南部、秋田県東部は揺れの到達に間に合わなかったが、それ以外の地域では間に合った。
　地震の初期微動を最寄りの地震計でとらえ、揺れの到達より早く知らせる緊急地震速報は、震度5弱以上が予測される場合、一般向けに発表される。　

【関連ニュース】
・官邸対策室を設置=被害情報収集急ぐ-政府
・岩手で震度6強=青森では6弱-気象庁
・宮城、福島で震度3
・宮城と福島で震度4=北海道、岐阜まで揺れ観測-気象庁
・東北と栃木で震度4=石巻で20センチの津波-気象庁