2008年07月24日(木) 18時40分
夏の1日、新宿東口が沖縄で染まる(オーマイニュース)
26日、今年で7回目を迎える「新宿エイサーまつり」が催される。エイサーは、沖縄の盆踊り(沖縄のお盆は旧暦7月13日〜15日)で、15日に先祖の霊を見送るために踊られる。元来は、村の若者たちが、家々を踊りながらねり歩くものだそうだ。現在では、伝統芸能のひとつとして行われるようにもなり、日本各地でエイサーまつりが開かれ、海外でもイベントに参加するなど、活動が広がっている。
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新宿エイサーまつりは、2002年に始まり今回が7回目。
新宿区役所のニュースリリースで足跡をたどってみると、2001年、熊野神社の大祭に合わせ、30名ほどがエイサーを踊ったのが始まり。
2002年、新宿通り、ステーションスクエアをメイン会場、東口中央通りなどをサブ会場とした「エイサーまつり」となり、沖縄から2つのエイサーチーム(100名)も参加。
2003年、伊勢丹前、紀伊国屋前、スタジオアルタ前の3カ所が会場に。沖縄県人会や世田谷区の小学生、沖縄からなど、11チーム(約500名)が参加。
2004年、新宿通り(伊勢丹・丸井前、三越・さくらや・紀伊国屋前、高野・中村屋前、新宿駅東口・アルタ前の4会場)をメイン会場に、初参加の地元「新宿エイサーチーム」や沖縄からのチームを含む約500名が参加。
2005年、新宿通りをメイン会場に約600名が参加。関連イベントとして「沖縄音楽フェスティバル」(新宿文化センター)も開催された。
2006年、新宿通りをメイン会場に約700名が参加。関連イベントとして始まった「沖縄音楽フェスティバル」も2005年に続き開催された。
2007年、新宿通りをメイン会場に約780名が参加。午後2時から5時30分は新宿通りの5会場で、午後6時からは会場をモア4番街・東口中央通り・歌舞伎街シネシテイ広場に移し、午後9時まで。
年々、参加者が増え、新宿東口の夏のイベントとして定着してきたのがわかる。筆者は、3回ほど見ているが、そのリズムは体のこわばりを内側から心地よく緩め、心を軽やかにしてくれた。
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今年も例年通り、新宿通りを中心とした新宿東口で開催される(観覧は無料)。夏の一日、心地よい時間を過ごしに行かれたらどうだろうか?
「2008新宿エイサー」
日時:2008年7月26日(土) 13:30〜21:00予定(小雨決行)
※新宿通りは、13:30〜17:30に行います。
場所:新宿通りを中心とした新宿東口商店街地区
●メイン会場:新宿通り(新宿2丁目交差点から新宿大ガードまで)5会場
A。アルタ前、B。高野・中村屋前、C。三越アルコット前、
D。伊勢丹・マルイシティ前、E。イーストビル前(イベント会場)
●サブ会場:各商店街
東口中央通り、歌舞伎町シネシテイ広場、モア4番街、新宿タカシマヤ
出演:関東地区・沖縄県派遣エイサーチームなど約1000名
主催:新宿エイサーまつり実行委員会
(記者:佐野 芳史)
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