フィリピンでのエビの投資事業を装った「ワールドオーシャンファーム」(破産)による巨額詐欺事件で、警視庁などの合同捜査本部は24日、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の容疑で同社会長、黒岩勇被告(59)(同法違反の罪で起訴)ら同社幹部14人を再逮捕したと発表した。
発表によると、14人は2006年12月〜07年1月、「出資額の約2倍の利益が分配される」などと偽って、16人から計1億3210万円をだまし取った疑い。黒岩被告は容疑を認めているという。
黒岩被告らは、出資者から総額約849億円を集めていたが、約65億円の使途が依然不明という。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080724-OYT1T00623.htm