2008年07月23日(水) 11時43分
通り魔事件で殺害の斉木さん 「大学ゼミのまとめ役」教授 (産経新聞)
殺害された斉木愛さん(22)は中央大に通っていた。大学では文学部に在籍し、西洋史学を専攻、主にヨーロッパ中世史を学んでいたという。来春に卒業を控え、専攻責任者の見市(みいち)雅俊教授(61)は「ゼミでは15人くらいが学んでいたが、斉木さんはまとめ役の一人でもあった。こんなことになるなんて…」と言葉を詰まらせた。
大学側は事件を報道で知り、斉木さんの家族と連絡を取ったという。その際、斉木さんの母親は大学側の気遣いに感謝を述べるなど取り乱すことなく、気丈に振る舞っていたという。
事件は、東京・秋葉原の無差別殺傷事件から2カ月も経過しないうちに発生。見市教授は「秋葉原の事件は、どこか他人事のようだった。身近に起きるなんて思いもしなかった」と話していた。
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