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2008年07月21日(月) 14時47分

石垣島は年内に地デジ放送開始−経産省審議官が講演石垣経済新聞

 石垣市による「地上デシタル放送講演会」が7月18日、石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で行われた。

 同講演会は、石垣島でも年内にNHKが地上デジタル放送を開始するにあたり、地上デジタル放送という新しいサービスを市民に周知・啓発することを目的としたもの。

 講師は経済産業省大臣官房審議官の吉崎正弘さん。「いよいよはじまる!地デジ」と題して、地上デジタル放送の良さなどを話した。吉崎さんはテレビが見える仕組みやデジタル化とは何かなどを分かりやすく説明。「地デジの良さは、画像がきれい、無ゴースト、高音質、録画が簡単、リモコン操作でできるデータ放送、テレビをネットに接続して行われる双方向サービス、字幕解説や解説放送など高齢者・障害者に優しい、携帯電話のワンセグがある」(吉崎さん)と紹介した。

 そのほか、地デジを見るための方法やブロードバンドについても説明を行った。それらを踏まえ、一市町村で一映像コンテンツを制作して発信する「一村一コン運動」を提唱した。

 吉崎さんは「たくさんの可能性を秘めているのが地デジ。ぜひ薄型大画面でその美しさを堪能して、いろいろな機能を利用して、自分たちで作ったものを発信してほしい」と話している。

 また、NHK沖縄放送局長の熊谷さんが沖縄の地上デジタル放送の現状について説明を行った。「NHKでは、年内に多良間と石垣で開局、地上デジタル放送開始を予定している。3年後のデジタル放送に向けて周知行動を行っていくので、これを機会に皆さんも回りの方に伝えてほしい」とアピールした。

 日本では2011年7月24日までにアナログ放送を終了し、デジタル放送へ完全移行する。石垣局は今年中、西表島や与那国島は来年に開局予定。

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NHK沖縄放送局

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